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Story.

生物としてこれ以上の進化は困難であろう臨界点へ到達したといっても過言ではない人類。……とは言え、人々の抱える野心、野望、欲望は尽きることがなかった。

そんな中、新たな一石を投じたのがウィルヘルム・コーポレーション(Wilhelm corporation)が開発した”遺伝子調整技術”だ。

この技術により『人為的な人類の創造』という、最早、神のみぞ許される創造主の領域に足を踏み入れたのだった。

(あなた達の)物語の舞台は、そんな遺伝子調整技術が完成してから10年後。

技術の発表当初は賛否両論あったものの、それがもたらす利益を目の当たりにした人々は次第に遺伝子調整を受け入れる姿勢へと変化していった。

そうして欧州を中心に世界中へとその技術が広まり、世界人口の3%――1億2千万人ほどが調整済み、そしてさらにその内15%ほどがPSI保持者となった世界だ。

――しかし、​技術がもたらした利益や華々しい功績のその裏。新たな世界には新たな問題が山積みだった。

例えば、異能力<PSI>を用いた犯罪や違法な遺伝子調整による健康被害。未調整の人間と調整済みの人間との対立、差別――。​

​あなた達は、そうしたPSI関連の問題へ専門的に対応を行う組織、≪対PSI専門捜査局≫の執行部に所属をするエージェントだ。表向きは世界の平和の為、そしてその裏では自社の利益と信用を守る為、あなた達は今日も世界中を奔走することになる。

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